医療法人社団 親樹会 恵泉クリニック

機能強化型在宅療養支援診療所

TEL:03-3326-5408/診療時間:00:00~00:00

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クリニックのご案内

恵泉クリニックについて

由来

親樹会恵泉クリニックとは「人生を潤す水に恵まれ、人生に寄り添う大樹に親しみ、やさしい風になれる」という気持ちから名づけられました。平成9年から訪問診療の先駆けとしてこの地域に根差してきました。「自宅が診察室、寝たきりにさせない」を目標にして、患者様の立場に立って、生活にこだわった医療を実践してきました。今後も私たちは常に患者様、ご家族と共に寄り添い、穏やかに生活できるように支え続けたいと思っています。

恵泉クリニックのシンボルマークについて

シンボルマーク

1は大樹をイメージ。
2は寄り添う人・心をイメージ。
3は水をたたえる泉をイメージ。
全体でアルファベットの「K」を形成している。

特色

  • 在宅医療を中心に、幅広く総合的な医療を提供します

    消化器、循環器、代謝(糖尿病)、膠原病(リウマチ)、整形外科、精神神経科等の専門医も診療に参加しています。感染症(肺炎他)をはじめとする急性の疾病は救急医が対応します。

  • 高度な医療機器を用いた集中医療にも対応します

    人工呼吸器等の医療機器を使用していても、安心してご家庭で生活していただけます。また、輸血療法、腹水ろ過濃縮再静注法なども積極的に取り組んでいます。

  • ひとりひとりにあったオーダーメイドの診療を行います

    病気だけではなく生活まで、身体だけではなく精神的サポートまで、ご本人だけではなくご家族まで視野に入れた、一人一人にあった総合的な医療を提供します。

  • 24時間体制のチーム医療で患者様を支えます

    訪問在宅診療の患者さんには365日24時間体制で対応しています。往診にも随時対応しています。

  • 緩和ケア・ホスピスケアにも取り組んでいます

    進行癌の方や、様々な経過からご家庭でのお看とりを希望される方のご相談にも応じます。昔のように自宅でご家族みんなでお看とりができるよう支援します。必要に応じて医療用麻薬の処方もします。

  • 連携を重視し、患者様を地域全体で支えていきます

    在宅医療・看護介護に携わっている方々と広く情報交換・共有を行い、患者さんを地域全体で支えられるよう心がけています。そのための顔の見える関係づくりにも積極的に取り組み、他の医療機関や訪問看護ステーション等と幅広く連携しています。

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機能強化型在宅療養支援診療所とは

在宅医療とは

在宅医療とは「病院外」で行われるすべての医療のことです。例えば主なものはご自宅に定期的に医師が訪問する訪問診療、看護師が訪問する訪問看護、薬剤師が訪問する居宅薬剤管理指導などです。その他にも注射をしながら職場に通うなど、通常の社会生活を行いながら自宅で行う医療、継続する医療はすべて在宅医療に含まれます。
在宅医療を行っている人は自立度の高い人から低い人まで様々な方が対象となります。

厚生労働省 在宅医療・介護あんしん2012より

訪問診療とは

病状によって回数は異なりますが、月に2回以上定期的に計画的に医師がご自宅に伺い診療を行います。また、急変時には24時間体制で緊急訪問に伺ったり、入院の手配をする等その場に応じた対応を行います。
まずはご相談を受けた時点で、現在の病状、これまでのご病気の経過等を伺います。また関係医療機関等からの情報収集を行います。そのうえで患者様、ご家族の方のご意向に沿った診療計画、スケジュールをたて、訪問診療を進めていきます。

在宅支援診療所とは

在宅療養支援診療所とは、在宅療養をされる方のために、その地域で主たる責任をもって診療にあたる診療所のことです。在宅療養支援診療所は、以下の項目を満たさなければなりません。
(厚生労働省;在宅支援診療所の要件より)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/dl/s0312-11e_02.pdf

  1. 患者様の訪問診療を行う医師または看護師が、患者様およびそのご家族と24時間連絡をとれる体制を維持し、文書で患者様に説明をしている事。
  2. 患者様の求めに応じて24時間往診の可能な体制をとっていること。
  3. 担当医師の指示のもと、24時間訪問看護のできる訪問看護ステーションと連携していること。
  4. 緊急時には連携する保険医療機関と連携し検査・入院先を確保し、その際に円滑で密な情報提供がなされること。
  5. 訪問診療についての適切な診療記録管理がされていること。
  6. 地域の介護・福祉サービス事業所(ケアマネージャー、包括支援センター、訪問看護・介護等)と連携していること。
  7. 年に一回、在宅でお看取りした方の人数を地方厚生(支)局長に報告すること。

在宅療養支援診療所のうち、医師の人数を確保し、地域や病院の中核を担う診療所を強化型在宅療養支援診療所といいます。

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当院の人生の最終段階における適切な意思決定支援にかかる指針

当院では以下のように定めております。

1. 本指針の目的
人生の最終段階で希望どおりの医療・ケアを受けるために必要な意思決定を支援できるように策定しました。
2. 当院の理念
最期まで、意思に沿ったその人らしい人生を生きるために、かかわる皆さんに寄り添って一緒に意思決定を支援します。この意思は、本人の自由意思で決定後もいつでも変更できます。
3. 当院の体制
  • 1) 担当医と意思決定支援(以降ACP)チームが最終段階をサポートします。
  • 2) 日ごろから職員研修や院外多職種との連携を強化します。
4. 共有する内容
厚労省ガイドライン1)に則って支援します。
  • 1) 本人と関係者に医師が病状、予後、方針等を説明し、これを全員で理解、共有し、本人の意思を確認します。
  • 2) 初診後早期に、状態が悪化した時の対応、延命治療等の希望を確認します。
  • 3) 継続的に支援します。意思決定できるまでは救命を優先します。
5. 最終段階の判断とその後の具体的な計画
  • 1)判断 医学的かつ総合的な評価から、病態が進行性で回復が困難であると担当医が判断した時点を最終段階とし、ACPチームで共有します。
  • 2)計画 最終段階と判断された以降は希望に応じて頻回の訪問を計画します。意思が確認されている場合、本人、家族等にその意思に変更がないかを確認します。
    • ① 意思が確認されていない場合は、上記に沿って意思を確認します。
    • ② 意思が確認できない場合は、家族の他、親しい方等から推定意思を聴取し、これを尊重し、関係者で話し合い、本人にとって最善と考えられる方針で進めることを基本とします。
    • ③ 家族等がいない場合は、ガイドライン2)に則って対応します。関係者で話し合い、医学的妥当性に基づいて本人にとって最善と考えられる方針で進めることを基本とします。
6. 家族等ならびに医療・ケアチームで意思決定支援が困難な場合の対応
ACPチームは、医療倫理、法律に精通した複数の専門家、利害関係にない第三者を交えた話し合いの場を設けます。
7. 記録
すべてカルテに記録し、いつでも開示します
備考
ガイドライン1)

https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10802000-Iseikyoku-Shidouka/0000197701.pdf

ガイドライン2)

https://www.mhlw.go.jp/content/000516181.pdf

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連携医療機関

当院は機能強化型在宅療養診療所で医療法人社団緑眞会 世田谷下田総合病院と連携しています。
精密検査や入院等はいくつかの病院の連携医、登録医等として適宜連携を取りながら診療を進めています。

また、連携医、登録医としていただいている病院は以下の通りです。

  • 東京医科大学病院(連携医No.1-0112-01)
  • 杏林大学医学部付属病院(登録No.20120021)
  • 東京慈恵会医科大学附属第三病院(登録医No.260337)
  • 東邦大学医療センター大橋病院(登録No.309)
  • 公立学校共済組合 関東中央病院(No.98285)
  • 一般社団法人 至誠会第二病院
  • 独立行政法人国立病院機構 東京医療センター(No.905)
  • 日本赤十字社医療センター(登録医No.1214004)
  • 武蔵野赤十字病院(登録医No.6902)
  • 公益財団法人がん研究会 有明病院(登録No.H27-002)
  • 聖路加国際病院(登録No.875)
  • 公益財団法人日産厚生会 玉川病院(登録No.070)
  • 東京都立広尾病院(登録医番号03-062-1)
  • 川崎市立多摩病院(登録第0395)
  • 社会福祉法人康和会 久我山病院
  • 国家公務員共済組合連合会 虎の門病院(会員証No.506)
  • JR東京総合病院(連携医No.02037)
  • 東京都済生会中央病院
  • 世田谷記念病院
  • 独立行政法人 国立国際医療研究センター病院(連携医No.14-00733)
  • 医療法人横浜柏堤会 奥沢病院
  • 総合病院 厚生中央病院(登録No.3006301)

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